65●子、四を絶つ。意なる毋れ、必なる毋れ、固なる毋れ、我なる毋れ。 65●子、四を絶つ。意なる毋れ、必なる毋れ、固なる毋れ、我なる毋れ。 65●子、四を絶つ。意なる毋(なか)れ、必なる毋(なか)れ、固なる毋れ、我なる毋れ。意訳・師は次の四つのことを絶たれた。自分の勝手を無理に通そうとすること、決めたことを変えようとしないこと、執着すること、自分の利益だけを優先すること。子罕第... 2016.06.15 逐条解説65●子、四を絶つ。意なる毋れ、必なる毋れ、固なる毋れ、我なる毋れ。
60●発憤して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老いの将に至らんとするを知らず。 60●発憤して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老いの将に至らんとするを知らず。 60●発憤(はっぷん)して食を忘れ、楽しみて以て憂(うれ)いを忘れ、老いの将(まさ)に至らんとするを知らず。意訳・熱が入ると食べるのも忘れ、楽しいことをしていると悩みも忘れ、すっかり歳を取ったことにさえ気がつかない。述而第七の一八葉公問孔子... 2016.06.15 逐条解説60●発憤して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老いの将に至らんとするを知らず。
28●過つを観れば、斯ち仁を知る。 28●過つを観れば、斯ち仁を知る。 28●過(あやま)つを観(み)れば、斯(すなわ)ち仁(じん)を知る。意訳・間違ったときの対処法をみれば、それにより人徳の大きさを知ることができる。里仁第四の七子曰。人之過也。各於其黨。觀過斯知仁矣。 2016.06.15 逐条解説28●過つを観れば、斯ち仁を知る。
26●小人の過つや、必ず文る。 26●小人の過つや、必ず文る。 26●小人(しょうじん)の過(あやま)つや、必ず文(かざ)る。意訳・不心得者は間違いがあると、必ずと言ってよいほど言い訳を並べ立てるものである。子張第十九の八子夏曰。小人之過也必文。 2016.06.15 逐条解説26●小人の過つや、必ず文る。
24●敏にして学を好み、下問を恥じず。 24●敏にして学を好み、下問を恥じず。 24●敏(びん)にして学を好み、下問(かもん)を恥じず。意訳・つとめて学ぶことを好み、わからないことがあれば後輩や目下の者に教えを受けても恥ずかしいとは思わないこと。公冶長第五の一五子貢問曰。孔文子何以謂之文也。子曰。敏而好學。不恥下問。是... 2016.06.15 逐条解説24●敏にして学を好み、下問を恥じず。
55●其の身を絜くせんと欲して、大倫を乱る。 55●其の身を絜くせんと欲して、大倫を乱る。 55●其の身を絜(いさぎよ)くせんと欲(ほっ)して、大倫(たいりん)を乱(みだ)る。意訳・自分の身を汚さないでいようとすると、結局のところ本当に大切なものを失ってしまい、混乱することになる。微子第十八の七子路從而後。遇丈人以杖荷蓧。子路問曰... 2016.06.14 逐条解説55●其の身を絜くせんと欲して、大倫を乱る。
32●長幼の節は、廃す可からず。 32●長幼の節は、廃す可らず。 32●長幼(ちょうよう)の節(せつ)は、廃(はい)す可(べ)からず。意訳・親と子、年長者と年少者、上司と部下などの長幼の礼節は、ないがしろにしてはいけない。微子第十八の七子路從而後。遇丈人以杖荷蓧。子路問曰。子見夫子乎。丈人曰。四體不勤。五... 2016.06.14 逐条解説32●長幼の節は、廃す可からず。
23●吾が道は一以て之を貫く。 23●吾が道は一以て之を貫く。 23●吾が道は一(いち)以て之を貫(つらぬ)く。意訳・私の人生、一つの道理を貫いて生きている。里仁第四の一五子曰。參乎。吾道一以貫之。曾子曰。唯。子出。門人問曰。何謂也。曾子曰。夫子之道。忠恕而已矣。 2016.06.14 逐条解説23●吾が道は一以て之を貫く。
67●君子は義以て質と為し、礼以て之を行ない、孫以て之を出だし、信以て之を成す。君子なるかな。 67●君子は義以て質と為し、礼以て之を行ない、孫以て之を出だし、信以て之を成す。君子なるかな。 67●君子は義(ぎ)以て質(しつ)と為(な)し、礼(れい)以て之を行ない、孫(そん)以て之を出(い)だし、信(しん)以て之を成す。君子なるかな。意訳・君子は大義をその本質とし、礼節を以て行動し、謙遜の気持ちを以て言葉と態度で表し、信頼される... 2016.06.14 逐条解説67●君子は義以て質と為し、礼以て之を行ない、孫以て之を出だし、信以て之を成す。君子なるかな。
64●君子に九思有り。 視には明を思い、 聴には聡を思い、 色には温を思い、 貌には恭を思い、 言には忠を思い、 事には敬を思い、 疑には問を思い、 忿には難を思い、 得を見ては義を思う。 64●君子に九思有り 64●君子に九思(きゅうし)有り。視(し)には明(めい)を思い、聴(ちょう)には聡(そう)を思い、色(しき)には温(おん)を思い、貌(ぼう)には恭(きょう)を思い、言(げん)には忠(ちゅう)を思い、事(じ)には敬(けい)を思い、疑(ぎ)には... 2016.06.14 逐条解説64●君子に九思有り。 視には明を思い、 聴には聡を思い、 色には温を思い、 貌には恭を思い、 言には忠を思い、 事には敬を思い、 疑には問を思い、 忿には難を思い、 得を見ては義を思う。