01●人知らずして慍(いか)らず。亦(また)君子ならずや。
意訳
・相手が自分のことを知らないからといって、怒ったりふさぎ込んだりしてはいけない。君子とはそういうものだ。
・相手が自分の説明をわかってくれないからといって、怒ったりふさぎ込んだりしてはいけない。君子とはそういうものだ。
・世間に自分の存在や実力が知られていないからといって、怒ったりふさぎ込んだりしてはいけない。君子とはそういうものだ。
原典
学而第一の一
子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。
現代での応用
- この教えは、自分を理解してもらえずに不満を感じても、怒ることなく、それを相手に知られずに平静を保つことの重要性を教えています。「君子」とは、品格のある人のことを指します。
- この教えからは、人間の内面の強さ、自己制御の大切さを感じることができます。
- 君子は、道徳的価値観を備え、指導者として影響力があり、社会的責任のある人物といえます。
- 内面の平穏を促すために自己認識と感情のコントロールが重要です。
- 道徳的価値観と冷静さを育成し、良い指導者、影響力のある指導者を目指しましょう。