逐条解説

42●仁に当りては、師にも譲らず。

42●仁に当りては、師にも譲らず。

42●仁(じん)に当(あた)りては、師にも譲(ゆず)らず。 意訳 ・道徳の実践に当たっては、師にも負けないようにしよう。 衛霊公第十五の三六 子曰。當仁。不譲於師。
38●其の位に在らざれば、其の政を謀らず。

38●其の位に在らざれば、其の政を謀らず。

38●其の位(くらい)に在(あ)らざれば、其の政(まつりごと)を謀(はか)らず。 意訳 ・自分がその職責や職位に就いていないのであれば、その領域に踏み込んではいけない。 ・事情がよくわからないのに、安易に首を突っ込んではいけない。 泰伯第八...
27●過ちて改めず。是、過ちと謂う。

27●過ちて改めず。是、過ちと謂う。

27●過(あやま)ちて改(あらた)めず。是、過ちと謂(い)う。 意訳 ・過ちを改めない。それが過ちである。 ・過ちを改めない。それこそが過ちである。 ・人間は誰でも過ちをすることがある。でも反省をし改めることができる。改めようとしないのが本...
13●巧言令色、鮮なし仁。

13●巧言令色、鮮なし仁。

13●巧言(こうげん)令色(れいしょく)、鮮(すく)なし仁(じん)。 意訳 ・巧みな言葉を使ったり、過度に着飾ったり見た目を良く見せようとしている人は、あんまり良い人ではない。 ・上手い説明や見た目を着飾っているものには、気をつけた方が良い...
47●辞は達するのみ。

47●辞は達するのみ。

47●辞(じ)は達(たっ)するのみ。 意訳 ・文章を書くなら、達者でなければならない。 ・相手に達していなければ、言ったことにはならない。 ・相手に伝えたいなら、相手にわかるように言わなければならない。 衛霊公第十の四十一 子曰。辞達而已矣...
19●死生は命有り。富貴は天に在り。

19●死生は命有り。富貴は天に在り。

19●死生(しせい)は命(めい)有り。富貴(ふうき)は天に在り。 ■意訳 ・死ぬも生きるも運命で有り、お金持ちになったり地位を得られたりするのは天命で在る。 ・死ぬか生きるかは運命で有り、お金持ちになったり地位を得られたりするかは天命に在る...
02●学びて時に之を習う。亦説ばしからずや。

02●学びて時に之を習う。亦説ばしからずや。

02●学びて時(つね)に之(これ)を習(なら)う。亦(また)説(よろこ)ばしからずや。 意訳 ・学んだことを常に忘れないように復習しておこう。それができるということは喜ばしいことではないか。 ・学んだことを日頃から実践していこう。そうすれば...
01●人知らずして慍らず。亦君子ならずや。

01●人知らずして慍らず。亦君子ならずや。

01●人知らずして慍(いか)らず。亦(また)君子ならずや。 意訳 ・相手が自分のことを知らないからといって、怒ったりふさぎ込んだりしてはいけない。君子とはそういうものだ。 ・相手が自分の説明をわかってくれないからといって、怒ったりふさぎ込ん...
逐条解説

論語の教訓

01●人知らずして慍(いか)らず。亦(また)君子ならずや。 02●学びて時(つね)に之(これ)を習(なら)う。亦(また)説(よろこ)ばしからずや。 03●和をもって貴(たっと)しと為す。和を知りて和すれども、礼を以て節(せっ)せざれば、亦(...