よしー47

25●政を問う。子曰く、食を足らし、兵を足らし、民、之を信ず。

25●政を問う。子曰く、食を足らし、兵を足らし、民、之を信ず。

25●政を問う。子曰く、食を足らし、兵を足らし、民、之を信ず。 意訳 ・政とは何か。まず飯が食える状態にすること。次に治安をよくして安全を守ること。そして信頼されることである。 顔淵第十二の七 子貢問政。子曰。足食。足兵。民信之矣。
52●訴えを聴くは、吾猶人のごとし。必ずや訴え無から使めんか。

52●訴えを聴くは、吾猶人のごとし。必ずや訴え無から使めんか。

52●訴(うった)えを聴(き)くは、吾(われ)猶(なお)人(ひと)のごとし。必ずや訴え無(な)から使(し)めんか。 意訳 ・君子といえども訴訟になってしまうと仲裁をするのは難しいものである。それは普通の人と変わらない。だからこそ訴えが起きな...
07●之を道くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥無し。 之を道くに徳を以てし、之を斉うるに礼を以てすれば、恥ありて且つ格し。

07●之を道くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥無し。

07●之を道(みちび)くに政(まつりごと)を以てし、之を斉(ととの)うるに刑を(けい)以てすれば、民免(まぬが)れて恥(はじ)無し。 之を道くに徳を以てし、之を斉うるに礼を以てすれば、恥ありて且(か)つ格(ただ)し。 意訳 ・人々を政治や法...
57●民は之に由ら使む可し。之を知ら使む可からず。

57●民は之に由ら使む可し。之を知ら使む可からず。

57●民は之に由(よ)ら使(し)む可(べ)し。之を知(し)ら使む可からず。 意訳 ・民衆を政策に従わせることはできても、その政策の意図するところを知ってもらうのは難しい。 泰伯第八の九 子曰。民可使由之。不可使知之。
54●年四十にして悪まる。其れ終わらんのみ。

54●年四十にして悪まる。其れ終わらんのみ。

54●年(とし)四十(しじゅう)にして悪(にく)まる。其れ終わらんのみ。 意訳 ・四十歳になっても人から憎まれているだけのようでは、それで終わってしまうぞ。 陽貨第十七の二三 子曰。年四十而見惡焉。其終也已。
51●郷原は徳の賊なり。

51●郷原は徳の賊なり。

51●郷原(きょうげん)は徳の賊(ぞく)なり。 意訳 ・見た目が美しい人や立派に見える人は、それだけで信用してしまいがちなので気をつけよう。 陽貨第十七の一一 子曰。郷原徳之賊也。
06●故きを温めて新しきを知る。以て師と為る可し。

06●故きを温めて新しきを知る。以て師と為る可し。

06●故(ふる)きを温(あたた)めて新(あたら)しきを知る。以(もっ)て師(し)と為(な)る可(べ)し。 意訳 ・歴史や時代背景、すでにある基本書や類書などの資料をよく読んで勉強し、新しい課題に向き合える教養を身につけよう。そういう人が人々...
48●知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼れず。

48●知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼れず。

48●知者(ちしゃ)は惑(まど)わず。仁(じん)者は憂(うれ)えず。勇(ゆう)者は懼(おそ)れず。 意訳 ・知恵のある者は迷わない。教養のある者は嘆かない。勇気のある者は恐れない。 子罕第九の二九 子曰。知者不惑。仁者不憂。勇者不懼。
09●苗にして秀でざる者、有るかな。秀でても実らざる者、有るかな。

09●苗にして秀でざる者、有るかな。秀でても実らざる者、有るかな。

09●苗(なえ)にして秀(ひい)でざる者、有るかな。秀でても実(みの)らざる者、有るかな。 意訳 ・苗を植えたからといって育つのはどれくらいあるだろうか。育ったからといっても実をつけるのはどれくらいあるだろうか。 子罕第九の二二 子曰。苗而...
14●教え有りて類無し。

14●教え有りて類無し。

14●教(おし)え有(あ)りて類(るい)無(な)し。 意訳 ・いろいろな教えを受けることによって、他とは違った唯一の人間になっていくものだ。 ・教育によって、誰でも教養のある人になれる。 衛霊公第十五の三九 子曰。有教無類。