よしー47

59●吾試いられず。故に芸あり。

59●吾試いられず。故に芸あり。

59●吾(われ)試(もち)いられず。故に芸あり。 意訳 時間の取れるときもある。そういうときに諸芸を身につけるのだ。 子罕第九の七 大宰問於子貢曰。夫子聖者與。何其多能也。子貢曰。固天縦之將聖。又多能也。子聞之曰。大宰知我乎。吾少也賤。故多...
41●吾、十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして迷わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従いて矩を喩えず。

41●吾、十有五にして学に志す。

41●吾、十(じゅっ)有(ゆう)五(ご)にして学に志す。三十にして立つ。四十(しじゅう)にして迷わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)う。七十(しちじゅう)にして心の欲(ほっ)する所に従いて矩(のり)を喩(こ)えず。 意訳 吾...
40●位無きを患えず。立つ所以を患う。己を知る莫きを患えず。知る可きを為さんことを求む。

40●位無きを患えず。立つ所以を患う。己を知る莫きを患えず。知る可きを為さんことを求む。

40●位(くらい)無きを患(うれ)えず。立つ所以(ゆえん)を患(うれ)う。己を知る莫(な)きを患えず。知る可(べ)きを為さんことを求む。 意訳 役職や資格や地位がないからといって嘆いてはいけない。その理由を考えよ。 自分が人に認められないか...
30●君子に三戒あり。  少き時は、血気未だ定まらず。之を戒むるは色に在り。  壮なるに及びては、血気方に剛し。之を戒むるは闘いに在り。  老ゆるに及びては、血気既に衰う。之を戒むるは得に在り。

30●君子に三戒あり。

30●君子に三(さん)戒(かい)あり。 少(わか)き時は、血気未(いま)だ定まらず。之を戒(いまし)むるは色に在り。 壮(そう)なるに及びては、血気(けっき)方(まさ)に剛(つよ)し。之を戒むるは闘(たたか)いに在り。 老(お)ゆるに及びて...
66●命を知らざれば、以て君子と為る無きなり。礼を知らざれば、以て立つ無きなり。言を知らざれば、以て人を知る無きなり。

66●命を知らざれば、以て君子と為る無きなり。礼を知らざれば、以て立つ無きなり。言を知らざれば、以て人を知る無きなり。

66●命(めい)を知らざれば、以て君子と為る無きなり。礼を知らざれば、以て立つ無きなり。言(げん)を知らざれば、以て人を知る無きなり。 意訳 運命を大切にしなければ教養人とはいえない。礼節を大切にしなければ人の上に立ってはいけない。コミュニ...
58●其の身正しければ、令せずとも行われる。其の身正しからざれば、令すと雖も、従われず。

58●其の身正しければ、令せずとも行われる。其の身正しからざれば、令すと雖も、従われず。

58●其の身正しければ、令(れい)せずとも行われる。其の身正しからざれば、令すと雖も、従われず。 意訳 正しい人であれば命令口調で言わなくても人が集まってきて協力してもらえる。正しくない人だと例え指揮命令権があったとしても協力してる人はあら...
46●過ぎたるは猶及ばざるが如し。

46●過ぎたるは猶及ばざるが如し。

46●過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し。 意訳 出過ぎているのもイマイチなのも同じようなものだ。 先進第十一の一六 子貢問。師与商也孰賢。子曰。師也過。商也不及。曰。然則師愈與。子曰。過猶不及。
37●速やかならんことを欲する無かれ。小利を見ること無かれ。速やかならんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば、則ち大事成らず。

37●速やかならんことを欲する無かれ。小利を見ること無かれ。速やかならんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば、則ち大事成らず。

37●速(すみ)やかならんことを欲(ほっ)する無かれ。小(しょう)利(り)を見ること無かれ。速やかならんと欲(ほっ)すれば則(すなわ)ち達せず。小利を見れば、則ち大事(だいじ)成らず。 意訳 結果を出すのを急いではいけない。目先の利益に走っ...
35●貧にして怨む無きは、難し。富みて奢る無きは、易し。

35●貧にして怨む無きは、難し。富みて奢る無きは、易し。

35●貧(ひん)にして怨(うら)む無きは、難(かた)し。富(と)みて奢(おご)る無きは、易(やす)し。 意訳 貧しいときに誰も怨むな何も怨むなといわれても難しい。裕福なときに威張らないようにする方が比較的易しい。 憲問第十四の一〇 子曰。貧...
34●後生 畏る可し。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや。四十・五十にして聞こゆること無きは、斯れ亦畏るるに足らざるなり。

34●後生 畏る可し。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや。四十・五十にして聞こゆること無きは、斯れ亦畏るるに足らざるなり。

34●後生(こうせい) 畏(おそ)る可(べ)し。焉(いずく)んぞ来者(らいしゃ)の今に如(し)かざるを知らんや。四十・五十にして聞こゆること無きは、斯(こ)れ亦(また)畏(おそ)るるに足らざるなり。 意訳 若い人を侮ってはいけない。未来にど...